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入門セミナー(幸福編) >  幸福はつづかない >  諸行無常

幸福 諸行無常

あなたは70年代の名曲「神田川」をご存じでしょうか。


なぜかその時生まれていない高校生でもたいてい知っています。

あなたもう、忘れたかしら


赤いてぬぐいマフラーにして


二人で行った 横丁の風呂屋



で始まりますが、一番もりあがる中に、不可解な歌詞があります。


「若かったあの頃、何も恐くなかった


  ただ、あなたのやさしさが、恐かった。」


なぜこの人は、やさしさが恐いのでしょうか。


女性の好きな男性のタイプ


1やさしい人


2面白い人


やさしい人が常にトップにあげられるのではないでしょうか。


若かったあの頃、あなたさえいれば、


貧しさも恐くなかった。


赤点も恐くなかった。


恐いものは何もない。


幸せの絶頂だった。


だけど、ただその幸福だけが恐い。


今まで変わらない幸福はなかった。


この幸福はいつまで続くのだろう?

彼が、いつ私を嫌いになるかわからない。


幸福の絶頂から不安が始まるのです。

仏教の特徴・諸行無常



仏教では諸行無常といわれます。


諸行』とはすべてのもの

無常』とは、常がない、続かないということです。


この世は無常の世界、すべてうつりかわってゆく。


仏教以外にこう説かれるものはありません。

必ず何か、固定不変の魂のようなものがあります。

しかし仏教では、好きなものは、ずっと自分のものであって欲しいのに、


必ず壊れ、崩れ、離れてゆく。

好きな人であれば、ずっと一緒にいたいのに、


必ず別れねばならない時がやってくる。


最後は自分が必ず死んでゆかねばなりません。


だから、古典文学で無常といえば、


死を意味することも多くあります。


結局人間は、やがて必ず死なねばならない運命にあります。


手に入れたものが、いつ崩れるかわからない。


これが人の一生なのです。


せっかく築いても、いつ崩れるかわからないのだったら


本当の幸福は、一体どこにあるのでしょうか。

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